歯周病治療5つのポイント

歯周病の早期発見・早期治療

検査

歯周病は初期症状に乏しく、自覚症状が現れたころには歯周病がかなり進行しているケースがほとんどです。

そのため、当院にお越しいただいた際には歯周病の検査を行い、早期発見した場合には歯周病治療をご提案いたします。

歯周病治療に特化した歯科医師・歯科衛生士が担当

スケーリング

歯周病治療において、知識や経験が豊富な歯科医師と歯科衛生士の存在が必要不可欠です。

当院では、歯周病の治療に特化した歯科医師、歯科衛生士が在籍しておりますので、安心して歯周病治療を受けていただけます。

患者様へのセルフケア指導とサポート

歯磨き指導

歯周病治療では、治療はもちろんご自宅での歯磨きによるセルフケアが重要な鍵です。
いくら歯周病治療で改善しても、適切なセルフケアを続けなければ歯周病が再発・悪化する恐れがあるのです。

そこで当院では、定期的に歯ぐきや歯の状態を確認し、セルフケアをフォローアップいたします。毎回お口の中の状況を記録して管理することで、数値で歯周病の状態を把握できるため、患者様のモチベーションアップにつながります。

重度の歯周病には外科治療を行う

インスルメント

重度の歯周病になると、外科的なアプローチが必要になるケースがあります。

当院では、歯周外科治療を得意とした歯科医師が在籍しておりますので、重度の歯周病でも諦めずにご相談にお越しください。

なお、歯周外科治療が必要と判断された場合には、治療前にご説明をしてご同意いただいたうえで治療を進めてまいります。

日本歯周病学会認定「歯周病認定医」

冨田先生

当院の理事長である冨田は、2018年に日本歯周病学会認定歯周病認定医を取得。

資格を保持するためには、歯周病治療の実績や知識を問う試験などのさまざまな条件をクリアする必要があります。

現在、日本の歯科診療所は6.7万件(出典:厚生労働省_医療施設動態調査(令和4年2月末概数)より)に対し、歯周病認定医は700件強なので、認定医の割合は全体の約1.0%です。

患者様がより精度の高い歯周病治療を行う歯科医院を選ぶ指標として、以下のサイトから歯周病認定医をご確認いただくのもよいでしょう。

日本歯周病学会 認定医一覧

歯周病とは?

歯周病菌

歯周病は、日本の成人の約8割が罹患しているといわれており、歯を失う原因第1位とわかっています。
歯と歯ぐきの間から侵入した歯周病の細菌が、歯ぐきに炎症を起こした状態(歯肉炎)を放置すると、歯を支える顎の骨を溶かし(歯周炎)、最悪の場合には歯が抜け落ちてしまう恐ろしい細菌感染症です。

歯周病の主な原因は歯垢(プラーク)に潜んでいる歯周病の細菌ですが、他にも噛み合わせ・悪い歯並び、歯ぎしりや精神的なストレス、喫煙、遺伝などが歯周病を悪化させるリスクがあると考えられています。

ただし、初期の段階で早期発見・早期治療ができれば歯周病を食い止めることができますので、歯周病の症状をチェックしてみましょう。

歯周病のセルフチェック

歯周病の症状は以下が挙げられます。

  • 歯磨き中に出血する
  • 歯ぐきが腫れる
  • 口臭が強くなった、指摘された
  • 歯ぐきの隙間が広くなった
  • 歯ぐきが下がり、歯が長く見える
  • 歯がグラグラと動く
  • 歯が自然に抜け落ちた

このような症状がひとつでも当てはまる場合は、歯周病に罹患しているリスクが高いため、早めに歯科医院を受診しましょう。

歯周病が関連している全身疾患

歯周病はお口の中だけではなく、全身の健康に悪影響を与えます。

歯周病と関連のある全身疾患は、以下が挙げられます。

  • 糖尿病
  • 心疾患
  • 慢性腎臓病
  • 呼吸器疾患
  • 悪性新生物(がん)
  • 関節リウマチ
  • 骨粗しょう症
  • 誤嚥性肺炎
  • 早産・低体重児出産

全身疾患の既往歴がございましたら、歯周病の改善する近道になる場合がございますので、治療前の問診でお申し付けいただけますと幸いです。
歯周病に関して気になることがございましたら遠慮なくお尋ねください。

歯周病の進行と治療の流れ

軽度の歯周炎

歯肉炎

歯と歯ぐきの間のすき間は病的な「歯周ポケット」になり、深さは3〜5mm程度あります。歯ぐきの炎症が強く、歯を支えている顎の骨が徐々に溶かされ始めます。

治療の流れ

  • プラークコントロール
  • 歯石除去(歯肉縁上が中心)
  • メンテナンスで管理

中等度の歯周炎

中等度歯周炎

歯ぐきの炎症がひどくなり、歯を支えている顎の骨は3割ほど溶かされた状態です。歯周ポケットは、4〜7mmと深くなります。

治療の流れ

  • プラークコントロール
  • 歯石除去(歯肉縁上・歯肉縁下)
  • 歯周外科手術(フラップ手術)
  • メンテナンスで管理

重度歯周炎

重度歯周炎

歯を支えている顎の骨は8〜10割溶かされた状態で、歯がグラグラと動き最悪のケースでは歯が抜け落ちることがあります。歯ぐきから膿が出ることもあり、歯周ポケットは6mm以上です。

治療法の流れ

  • プラークコントロール
  • 歯石除去(歯肉縁上・歯肉縁下)
  • 歯周外科手術(フラップ手術)
  • メンテナンスで管理

※歯周病治療により改善が見られず、顎の骨がほとんどない重度の歯周炎では、抜歯するリスクが高まります。

歯周病治療のQ&A

歯周病治療は痛くありませんか?

歯周病治療は、歯周病の進行状態により痛みを生じることがあります。

痛みに配慮した治療を提供するために、痛みが出やすい治療の際には麻酔を行いますのでご安心ください。

歯周病は進行すると痛みますか?

歯周病は、進行しても痛みを感じることが少ないです。

お口の中のサイレントキラーと呼ばれるほどで、初期症状がほとんどなく、進行して歯を支えている顎の骨が溶けても痛みを感じにくいのが特徴です。

当ページにある「歯周病のセルフチェック」を行い早期発見・早期治療を行いましょう。

歯周病の治療はどのくらいの期間がかかりますか?

歯周病の治療は、患者様の症状により治療期間が異なります。

軽度歯周炎でも治療は1日で終わるものではありません。長年の年月をかけて蝕まれてきたお口の中の治療は、回復するまでに時間を要します。おおよその治療期間は歯周病の検査の後にお伝えいたします。

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