痛みの少ない治療3つのポイント
麻酔の徹底と痛みへの配慮
当院では、痛みを感じる治療には麻酔を行います。まずは、痛みに配慮した麻酔の工夫を3つ紹介します。
表面麻酔の徹底
局所麻酔の針の痛みが怖い・不安な方のためにも、「表面麻酔」を採用しています。
表面麻酔は、針の麻酔をした感覚をほとんどなくすことが可能です。表面麻酔は、歯ぐきによい香りのジェル状のお薬を塗布するだけですので、リラックスして治療を受けられます。
麻酔液の温度を人肌くらいまで温める
麻酔の液が冷えていると、麻酔をした時に痛みを感じやすくなる傾向があります。
そのため、麻酔液を人肌くらいの温度にコントロールする機械を使用し、麻酔時の痛みの軽減を行っています。
電動麻酔機により麻酔の注入圧をコントロール
麻酔の痛みの原因のひとつは、「圧力」です。手動の麻酔は、麻酔の注入圧がコントロールしにくく痛みを感じる傾向が高まります。
そのため、電動麻酔機を使用して麻酔の注入圧を一定にし、痛みを軽減いたします。
リラックスできる空間作り
歯科医院に行くと考えるだけで緊張が一気に高まる方もいらっしゃいます。
そのような方のためにも当院では、リラックス出来る空間作りをしています。歯科医師やスタッフと楽しくお話しし、何でも気軽に質問できる雰囲気の中、治療を進めますのでご安心ください。
静脈内鎮静法(セデーション)の選択が可能
局所麻酔だけでは不安、緊張して治療が最後まで受けられないかもしれないという方には静脈内鎮静法(セデーション)をご用意しております。
静脈内鎮静麻酔を行うと、ほとんど眠っているような状態になるため、痛みや不安を感じることなく治療が受けられます。痛みに弱い方、歯科診療への恐怖が強くストレスに感じる方におすすめの方法です。
経験豊富な麻酔専門医の立ち会いのもと静脈内鎮静麻酔を行いますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
痛みの少ない治療とは?
痛みの少ない治療とは、痛みが出る可能性があると把握している場合に、より迅速に患者様の不安や負担を軽減し、痛みを回避する治療のことです。
痛みが出る可能性のある治療には、事前に表面麻酔や局所麻酔を行い感覚を麻痺させ、痛みに配慮した治療をご提供いたします。
また、より不安や恐怖が強く精神的なストレスがかかる方へは、静脈内鎮静法を選択いただけますので、リラックスして治療にお越しください。
痛みの少ない治療の流れ
表面麻酔の塗布
表面麻酔を歯ぐきに塗布することで、皮膚表面の感覚がほとんどなくなります。触られている感覚がありませんので、針を使用した麻酔も痛みを感じることなくあっという間に終えられます。
保温された麻酔液を使用
表面麻酔が効いたら、麻酔液を常に人肌と同じ温度に保つ機械から取り出します。
電動麻酔機を使用する直前まで、麻酔液は保温されているため痛みを軽減できるのです。
電動麻酔機の使用
電動麻酔機を使用して歯ぐきに麻酔を行います。表面麻酔で皮膚表面の感覚が鈍くなったところに注射針を刺すため、痛みはほとんど感じません。
また、人肌に温められた麻酔液を電動麻酔機で圧力をコントロールしながら注入していきます。
痛みの少ない治療のQ&A
麻酔をしたら絶対に痛くありませんか?
個人差はありますが、できるだけ痛みを軽減できるよう努めております
痛みに配慮した治療をご提供しておりますが、麻酔の効き方や痛みの感覚には個人差があります。ただし、痛みが出た状態で、治療を続けることはありません。万が一、治療中に痛みが出た場合には、左手を挙げて教えてください。
静脈内鎮静法(セデーション)に興味があります。日帰りですか?
日帰りで治療を受けていただけます。
麻酔が効いている間は、ほとんど眠った状態になりますが、治療を終えたころには目が覚めるためご安心ください。静脈内鎮静麻酔は、外科手術やインプラントオペの際にも使用する麻酔方法です。点滴により麻酔を効かせ、生体情報モニター(監視装置)を併用することで、全身の健康状態を把握しながら治療を進めます。ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
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