むし歯・根管治療のポイント
最小限しか歯を削らない治療
![タービン](/img/caries/caries.jpg)
当院のむし歯治療は、歯を削る量をできるだけ最小限にするため、細心の注意を払って治療を行います。
なぜなら、一度削ってしまった歯は二度と元の健康な状態には戻せず、どんなに質の高い修復物で補っても天然歯に勝るものはないからです。
”自分の歯を残す”ためにむし歯に感染した歯質は完全に取り除き、健康な歯質だけをより多く残す治療を行うことを大切にしています。
アメリカの根管治療スペシャリストから受け継いだ技術
根管治療は、歯科医師の技術により治療の予後を左右することがあります。
そこで当院では、アメリカの根管治療の重鎮である「Dr.ラドル」から受け継いだ根管治療の技術を治療に活かし、非常に高いレベルの治療を提供いたします。
ニッケルチタンファイルを採用
![nitiファイル](/img/caries/niti.jpg)
ニッケルチタンファイルは、柔軟性が高く複雑な根管の形態にも対応が可能です。
治療に使用する器具1つ1つにこだわることで、より精度の高い治療を行うことができます。
当院では、こだわりのニッケルチタンファイルを用いて根管治療を進めています。
マイクロスコープ完備
![マイクロスコープ](/img/caries/micro.jpg)
根管の中は非常に細く複雑で、肉眼で見ることはできません。
そのため、根管治療は歯科医師の勘と手探りでの治療になるため、完治が難しい傾向にあります。
そこで当院では、根管治療にマイクロスコープを活用しています。根管内を数十倍に拡大し、細部まで目で見て作業することで治療の精度を高めることが可能です。
むし歯・根管治療について
むし歯とは
むし歯は、歯に付着した食べかすの中で細菌が増殖した「歯垢(プラーク)」が主な原因です。歯垢の中には、むし歯も多く存在しています。
食べものに含まれる「糖」をむし歯菌が分解する際に、酸を発生させます。その結果、酸で歯が溶かされて穴が開いた状態をむし歯と呼ぶのです。
気付かずに放置すると、歯の表面に留まらず進行し続けるため注意が必要です。
むし歯だからといって必ず歯を削るわけではありませんので、自覚症状がありましたら早めに歯科医院へお越しください。
根管治療とは
根管治療は、歯の神経や血管の通っている根管に細菌が感染したことで、死んでしまった神経・血管・感染した歯質を取り除き、歯を抜かずに保存する治療方法です。
根管治療は、目では見えない細かな歯の内部を手探りで治療するため、精度の高い治療を求められます。治療を途中で中断したりして、少しでも根管の中に細菌を取り残すと、再度むし歯に感染するリスクがあります。再感染すると治療期間が伸びたり、被せ物をやり直したりと患者様の負担が増えますので、治療中は最後まで通院ください。
むし歯の進行と治療の流れ
ここからは、むし歯の進行と治療の流れを5つにわけてみてみましょう。
1.CO
![初期虫歯](/img/caries/co.jpg)
【症状】
歯の表層であるエナメル質が溶けはじめた状態で、歯の表面はツヤがなくなり白く濁って見えます。
痛みなどの自覚症状はありません。
【治療】
歯を削る治療はせず、フッ素塗布とセルフケアにより自然治癒をめざします。
2.C1
![エナメル質の虫歯](/img/caries/c1.jpg)
【症状】
エナメル質に小さな穴があいた状態です。
黒く変色していることもあり、見た目でむし歯とわかるケースもあります。
痛みなどの自覚症状はありません。
【治療】
むし歯を削り、白い樹脂を詰める治療を行います。
3.C2
![象牙質の虫歯](/img/caries/c2.jpg)
【症状】
エナメル質よりも内側にある象牙質まで、むし歯が進行している段階です。
甘い食べ物や冷たい飲み物がしみて痛みを感じます。
【治療】
むし歯を削り、白い樹脂を詰める治療もしくは、歯の型取りを行い詰め物を製作します。
むし歯が深い場合は、痛みが出る可能性があるため麻酔を行うのでご安心ください。
4.C3
![神経まで侵された虫歯](/img/caries/c3.jpg)
【症状】
むし歯が神経まで到達した状態です。
激しい痛みを伴い、何もしてなくても痛みを感じるようになります。
歯ぐきから膿が出ることもあります。
【治療】
麻酔を行いむし歯を削り根管治療を行い、最終的には被せ物で補います。
5.C4
![歯冠が崩壊した虫歯](/img/caries/c4.jpg)
【症状】
歯の頭の部分(歯冠)がほとんど崩壊し、歯根だけが残った状態です。
神経が壊死するため、痛みを感じることはありません。
ただし、歯根の先に膿が溜まると痛みを感じることがあります。
【治療】
歯を保存できる場合は、根管治療を行い被せ物で補います。
歯を保存できない場合は、抜歯をして入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの修復物で補います。
むし歯・根管治療のQ&A
むし歯が痛くないときは、治った時ですか?
初期段階のCOを除いて、むし歯は自然治癒することはありません。
強い痛みがあったのに、急に痛みを感じなくなった場合は、神経が壊死したC4のむし歯かもしれません。
放置すると、歯だけではなく顎の骨に感染が広がりますので、早めに歯科医院で治療を受けましょう。
根管治療の治療期間が長いのはなぜですか?
歯の内部を無菌状態にするために、じっくり丁寧に治療するからです。
歯の内部は緻密で複雑なため細かな作業が必要で、1回の治療ですべての細菌を除去することは難しい傾向にあります。
そして、感染した歯質・神経・血管を徹底的に除去しておかなければ、むし歯に再感染するリスクが高まるのです。そのため、治療を数回に分けて丁寧に進めます。おおよその治療の進行段階はお伝えできますので、治療の際にお気軽にご質問ください。
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